特別支援学校での仕事の中身

特別支援学校は身体や脳などに障害をもつ子どもたちを支援し、健やかな成長をサポートすることを趣旨に設立されています。

特別支援学校における教諭の仕事は、他の種類の教諭と比較すると「介助」の色合いが強く、専門性が強く求められます。特別支援学校に通学する生徒には、聴覚障害・視覚障害・肢体不自由の障害のほか、知的障害や身体虚弱・病弱者など多彩な問題を抱えており、それぞれの生徒の特性を把握し、介助・教育を実践していくため、細かな業務内容が変わってきます。

小中高校の通常学級に比べると、1クラスあたりの人数は少ないものの、ひとりひとりの障害の内容や程度により対応がかわるため、業務を一律化するのが難しいといえます。校種別の免許のほかに専門の免許も必要なため、給与は高めになっています。